その他
放置サイトは迷惑サイト
ここにブックマークをしないで下さい。
訪問者は読んでいない
ユーザビリティ・アクセシビリティ
誹謗、中傷、おまけで批判


放置サイトは迷惑サイト
これはサイトを作る者として当然の心構えだと思って下さい。

自分のサイトの管理が出来ない人は
ホームページを作らない。


絵や小説、展示物を置いてあればそれでよし。と本気でそう思いますか?
更新は数カ月止まったまま、日記も放りっぱなし、掲示板のレスもなし、リンク切れても直さない。

それでサイトを運営管理しているといえるでしょうか?

イヤなら来なければいいのに、とその管理人さんは思うでしょう。 でも 今日こそは更新しているかもしれない。

そう思って訪問者さんは来るのです。
泣けるじゃないですか。嬉しいじゃないですか。
そんな人に対してその言葉ってちょっとどうでしょう?

「今は作業出来ないので放置しています。期限は×迄。」

その一言のお知らせがあれば訪問者さんも無駄な足を運ぶ手間が省けます。 たとえ管理はずさんでも自分の作品を見てほしいと思うからその人はそのまま置いてあるのだと思います。


しかし黙っていては見ている人には何も伝わりません。

日記が書けなかったり掲示板のレスが出来ないならそれらを外す、 リンク管理出来ないならいっそリンクのページも作らなくてもいいと思います。

とにかくです、それなりに見てくださる方に嫌な気持ちにさせない様心掛けて欲しいのです。 サーバーにアップするとそれはもう

「自分だけ」のものではないのです。

訪問者さんはイヤなら見なければいいでしょう。
でもリンクして下さってる管理人さんはどう思うでしょうか?
そんな放置されたままのサイトをリンクしてあるのって…。

ちなみに私は半年以上そのように放置されたサイトはリンクを外させて頂いています。 ジャンル変更して何の連絡もない場合も。

自分のリンクページにリンクしてるという事は、 こちらからあなたのサイトを紹介しているという事なのです。
それなのにそのように放置されたサイトを他の方に見てくださいなんてとても言えません。 (勿論受験の為、とか仕事が忙しくて、とかTOPに一言添えられていたらちゃんと置いておきますよ)

微妙なサイトさんもあります。作品は更新していないけれど、 掲示板も放置したままだけど、 オンリーのイベントリンクも終わって何ヶ月も経っているのに破れたまま放置してあるけれど、 日記だけは書いているという…。 しかもサイトのジャンルと全然関係ないジャンルの萌話ばかり…。
さすがにリンクは外せないでいますが…。
外していいですか?(←小声)

しかし急病で入院、とかいうケースは仕方がありません。
でも誰かにお願いとか…。(無理でしょうか?)
さらにお亡くなりに…とか…は…。




 

ここにブックマークをしないで下さい。
入り口があるサイトさんで、TOPページにそう書かれている場合、 その管理人さんはこう考えている人が多いと思います。

1)
YAHOO!やGoogle等の検索サイトに、インデックスページ以外のページがひっかかるのを防ぐ為に、 時々ファイル名を変更するから。 (つまりTOPやその他のページにブックマークをされるとファイル名を変更した時にリンク切れになってしまうから。)

2)
カウンタを入り口に置いてあって、入り口以外のページから入られてはカウンタが回らなくて困るから。

またまた一般論をお話しします。
一般的には

どのページにブックマークやリンクをされてもいいように作りなさい。

と言われています。
それは何故か、検索サイトは必ずしもインデックスページを拾ってくれるわけではありません。 サイトの中ほどのページや日記、掲示板だってご丁寧に拾って下さいます。
その時どのページに来ても必ずトップ(インデックス)ページに 戻れるようにしていないと、訪問者はそのページを見ただけで帰ってしまい、ブックマークはしてもらえないからです。
これ(必ずTOPページに戻れるようにする)はアクセスアップ方法としてよく紹介されています。

「ここにブックマークをしないで下さい」と書くなとは言いませんが、 ただそれだけを書くのは訪問者の好感度が下がるリスクも背負っています。

なぜここにブックマークをしてはいけないのか、 ブックマークをするとどうなるのか、その理由を きちんと説明すれば訪問者も分かってくれると思います。 ただ頭ごなしに「やめてください!!」と叫ぶだけでは、 叫べば叫ぶほど相手に不快感を与えます。(きちんとしてくれている人まで気分が悪くなります) 気分よくネット出来ないサイトはそれだけで致命傷です。

まだ入り口に「ブックマークはこのページにお願いします」と書いてある方が、 訪問者の不快指数も低いでしょう。

ちなみに私、いつも来て下さっている方に
「どのサイトでもキリ番踏んじゃって(管理人さんにも他の人にも) 気の毒なのでいつも履歴から(それぞれのページに)入ってるんです」
と衝撃の告白をされた事があります。大爆笑でした。盲点でした。 私はあまり気にしないのでやめてほしいとは言いませんでしたが、 カウンタが回らないのは悲しいので「気にせずトップから入って下さい…」 とだけ伝えました。

やめてください、しなでください という言葉は訪問者にとって聞こえのいいものではありません。
きちんと守って下さってる人にとっても見たくなくても見えてしまうものですから 気分もよくありません。
「北風と太陽」を思い出してください。
それと同じ法則です。

しない、させない方法を訪問者といたちごっこをしながら考えて下さい。
こうしたらこう来た!よし次はこれだ!という風に。
それが楽しめるくらいの余裕を持ってください。
何事にもを使いましょう。
来てもらえなければ見てもらえないのですから。

そもそも一般的にはブックマークを指定する事自体が非常識なのだそうで。 特殊な世界なので気持ちは分かりますけど…。

 

訪問者は読んでいない
あなたは「ブラウザ」の語源をご存知でしょうか?
私もかなり前に読んだ記事なので詳しい事は忘れてしまいましたが、 大体見るとか拾い読みとかそういった類のものだったと思います。 つまり訪問者は読むのではなく見ていると思った方がいいという事です。
あなたも思い当たりませんか?

たとえば「日記」ですが
「日記」は一般のサイトではあまり読まれていないようです。
(日記サイトなど読み物をメインとしているサイトは別です。)
情報サイトをしている人の話ですが、 一日1000カウントあるサイトに解析付きの日記を設置してみた所、 読んでくれているのは一日たった3人だけだったそうです。
しかも友人だけ…。
トップにおけば読んでくれるのだろうけどそこまでして読んでほしいとも思わないので すぐに日記は取っ払ってしまったそうですが。

その点同人サイトは日記が読まれる確立は高く、他のサイトに比べて恵まれていると思います。
うちのサイトでも7割から8割は見て下さっています。

何故同人サイトの日記は読まれるのか。
それはそこにほしい情報が落ちている事が多いからです。
原稿の進行状況はどうか、マンガや小説雑誌またはアニメやゲームの感想、 イベントのレポート、そしてどの作家さんと仲がいいのか等々。
今日一日何してどうしてこうした。
だけの内容ではないからです。

それは逆に言えばほしい情報だけを拾い読みしているとも言えます。
自分が探している言葉、文字をまず探し、それが見つかると周りの文章も読みます。 そしてそれ以外の事も気になれば全て読んでもらえるのです。
もちろんあなたのファンになってしまえば最初から全て読んでくれているでしょう。 しかし初めてあなたの日記を読む人の心を掴むには、 その人に「読んで価値のあるもの」 と思ってもらわなければ次回はないのです。(ちと言いすぎですが)
(勿論「価値」とは情報だけでなく文章の面白さや言葉のセンス等、いろんな要素は含まれています。)

そして注意書きですが、
これも読まれていない覚悟をしてください。
ほしい情報が落ちているかもしれない文章ですら読んでもらえているとはいえないのですから、 自分にとって面倒臭い文章であればなおさら訪問者は流し読みしてしまいます。

誤解をまねきそうなので弁明しますが
読まなくていいと言ってるわけではありません。
読まなければならないものですら読まない人がいるといいたいのです。
検索サイトに登録したいならその約束事に納得した上で登録すべきですし、 個人サイトでも最低限守らなければいけない事は多々あります。

私もこれには手を焼いているのです。
しかも管理人向けの注意書きなのですけどねえ…。
(個人サイトではありません)
読んでもらえる努力はしていますがどうしても読んでくれない人には直々にメールをしています。 たいていそのような人は返事もありません。
そんなものです。

読む人は読む。
読まない人は読まない。

訪問者にマナー、マナーと言っている管理人にだって無作法な人はいるのです。

「だから諦める」「無視する」というのではなく、 頑張って何か方法を考えていきましょう。 少しでも読んでもらえる工夫をしましょう。
私も日々戦っています。

ちなみにこのサイトも読んでもらえる仕組みは作っているつもりです。

まずインデックスにはどういう人に見てほしいサイトなのかどういう内容のサイトなのかを書きます。

これをみて興味を持った人は中に入ります。

メニューにおおまかな項目も書いておきます。

見る人は気になった項目のリンクをクリックします。

項目だけで読んでくれる人はいいのですが、そうでない人の為に 文章の一部を太字や大文字にする事で視線を引きます。 (うざったいと思う人には逆効果ですが…)

その文字に目を留めたら周辺の文章も読んでくれます。

そして一項目全部を読みたいと思い、

他の項目やページも読みたいと思う。

そして全部読んでくれる

これはあくまで全部読んで下さった場合です。
全ての文章を読んでもらうにはここまでのセオリーが必要なのです。
当然入り口で「自分には関係ない」と思われれば入ってももらえませんし、 メニューを見て気になる項目がなければその場でさようならです。 太字や大文字に興味を持たれなかったらそれ以上だって読まれません。

いろんなサイトを参考にしてみてください。
「このサイトは読みたいと思わないな〜」「あ、これ読みたい気持ちになるかも。」 そんな風にただネットするだけでなくよくよく観察してください。
それに参考になるのはサイトだけではありません。
上の法則にしたって「新聞」のマネごとですし。
いろんな所からいいと思う事をどんどん取り入れてください。

そして読まれるサイトを作ってくださいね。



後日談
上で注意書きを読んでくれるように日々奮闘中という事を書きましたが…その後、見つけました。
ネット上にヒントが落ちていました。(とある検索サイトさんに)
その一行にふと目が止まり、これだ!!!と思い、
早速試してみました。

それ以来皆さんきちんと約束事を守って下さっています。

やはり読まれる仕組みってあるんですね。

もちろん小さな努力、細やかな心遣いも必要です。
いくらその一行を書き加えた所で、管理人が横柄な態度を取っていたら その仕組みは何の意味もなくなり、 訪問者さんはあなたのサイトから去ってしまうでしょう。

 

ユーザビリティ・アクセシビリティ
ホームページを作る人には知っておいてほしい単語です。

ユーザビリティとは「使いやすさ」「有用性」等の事を言い、
(ユーザーあってのサイト。という考え方)
アクセシビリティは「アクセスのしやすさ」障害者の方などの事も考えたさらに突っ込んだものになります。
同人系サイトを閲覧する人で、どのくらいの 障害者の方がいるかは分かりませんが、とりあえずユーザビリティは実行したいものですね。

今までは管理人は比較的何をやってもいいような風潮がありました。 でもその事で失ったものも大きいと思います。
(何よりも閑古鳥の鳴く掲示板…。)
管理人も一歩自分のサイトを出れば訪問者です。
自分の事だけを考えないサイト作りを心掛けてみて下さい。

ある日の新聞に障害者や高齢者を対象にしたシンポジウム で、サイトを作る側の意見として、「利用者が意見を言ったり 制作過程で関わらないと、作る側はどこが使いにくいか分からないので、 利用者参加の仕組みを作る事が必要」 という意見で一致した。という記事が載っていました。

管理人さんは作品の感想だけでなく、サイトの作りについても意見を言ってもらえるよう 窓口を広げてみてはどうでしょう? 「○○さんのサイトはとても見やすくて好きです」と言ってもらえるのも嬉しいものですよ。 (遠回しに自慢話か?)

参考までに
アクセシビリティ・ユーザビリティ



 

誹謗、中傷、おまけで批判
ネットを長くしている人でしたら一度くらいは 誹謗、中傷、嫌がらせ等が原因で管理人さんが困っていたり、嘆いていたり、またはサイトそのものを閉鎖してしまった。 なんて場面に出くわすか、もしくは話に聞いたりした事があるのではないでしょうか。

はっきり言って人を傷つける人は最低です。
救いようがないです。
でもここではあえてそのような目に遭った事のある(これから出遭うかもしれないであろう) 管理人さんに一言言わせて下さい。

もっと打たれ強くなって下さい。

日記で“こんな事があった”と嘆いても、それが原因で閉鎖しても、それは相手の思うツボです。 逆効果です。
相手はあなたを困らせたいのです。それが楽しいのです。
嘆くより無視を。閉鎖より継続を。
そんな人に負けずに頑張って下さい。

作品を置いてあるサイトの管理人さんは100%感想や励ましのメールもしくは書き込みしかもらわないでしょう。
私も個人のサイトではまだ一度も嫌がらせ等のメールや書き込みはありません。
いつも『頑張って下さい』『更新楽しみにしています』『大ファンです』 そのような言葉ばかりをもらっていると、それが当たり前になってしまって、 そんな所にいきなり誹謗のメールをもらってしまったら、自分の全てが否定されたような気分になると思います。
初めての人は2、3日引きずる事もあるかもしれません。

でもそれが全てではないのです。
1/100、もしくは1/1000、もしかしたら1/10000、いえ、それ以上かもしれません。 そんな一部の心無い人の言葉を間に受けて落ち込んでいても時間の無駄です。
どんなに人気のある作家、マンガ家、芸能人やスポーツ選手だって、100人人が集まれば一人くらい その人の事を好ましく思わない人がいるでしょう。
むしろ万人に好かれたいと思うのが無理な話かもしれません。

私がこの様に思えるようになったのも実はこのサイトのおかげだったりします。
このサイトでは『批判』になりますが。
それまで個人サイトで一度もそのようなメールを受け取った事のなかった私に 『批判メール』は衝撃でした。
正直とてもショックを受けました。
しかししだいに『批判メール』にも2種類ある事に気付きました。 簡単に言えば、

礼儀正しい批判メール
(正しくは『ご指摘メール』なんでしょうけど)
礼儀正しくない批判メール

礼儀正しいメールは挨拶、全体のおおまかな感想、そしてここはちょっとおかしいんじゃないかというご指摘。 そして挨拶。

礼儀正しくないメールは挨拶もなく、いきなり本題に入って一つ見つけた欠点を徹底的に攻撃し 『偉そうに言うな』等のおまけの一言。
蛇足ですが文章もかなりスバラシイです。
3回程読み返してやっと理解出来るようなものが多かったです。 (という程数も頂いてませんが)
すごいものに至っては『2ちゃんネラーだろう』という妄想が入ったメールもありました。
(すみませんこの言葉自体初めて聞きました…)
その人なりに根拠はあったみたいですが。
残念ながらハズレです。
まあここまで来たら酒の肴ですけど。いい笑い話というか。

これらの経験で、受け止めるべきものは受け止め、捨てる部分は捨てる事も必要だと学びました。
また仕事の方でも苦情の電話を取る事があるんですが、上と同じ現象が起こってるんです。 面白い事に。
礼儀正しくない批判メールは比較的若い人が多いので仕方ないのでしょうが、苦情の電話はかなりいい年をした大人なので、 その電話一つでその人の人生や、周りの人間関係、環境までが見えてきます。

余分ではありますが、今でも私の大好きなマンガの大好きなセリフを紹介します。
三者面談で、子供を傷つけないようにという教師に生徒の母親が言った言葉です。

「あのね、あなたが守ってあげたって、あなたのいない所で子供は傷つくわよ。 それより傷に強い子に育てなきゃダメなの。」
白泉社「無敵のヴィーナス2」米沢りか著
私の人生のバイブルです。




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